ギフテッドの早期教育~母の教育~

ギフテッドの早期教育~母の教育~

こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。

ギフテッドのことで、昔から一点気になっていたことがあります。

ギフテッドの才能は先天的にも後天的な意味でも母親に多大なる影響を受けます〟という一説です。

これに関しては、ギフテッドを抜きにしても、知能の遺伝は父親よりも母親の遺伝をを色濃く受け継ぐことが判明しているのでその通りなのでしょう。

私が気になっている部分は後天的な意味でも母親の影響を受けるという箇所です。

ギフテッドというのは産まれ持った才能です。後天的な教育で秀でた場合はギフテッドと称するのではなく英才教育の賜物のはずです。では、何故ギフテッドは後天的な意味でも母親の影響を受けるのでしょうか?

私の考えでは、要するにギフテッドとして生まれた子の才能を伸ばすのは母親の教育次第なんだ、と捉えています。逆に言えば、ギフテッドとして生まれた子でも母親の教育がないと才能の芽も開かず、その子の才能に気付かずままに生涯を終えてしまうこともあると。

またギフテッドではない子に英才教育の結果、IQが130を超えることがあっても、それはギフテッドではなく英才教育の賜物と捉えています。

そういった意味では、ギフテッド教育≠英才教育になります。

ここ最近、巷では英才教育を実施する塾でギフテッド教育と謳っている所もありますが、ギフテッド詐欺と言っても良いんではないでしょうか?

ちょっと批判めいたことを書いてしまいましたが、英才教育自体は良いことだと思っていますし、ギフテッドの子を育てる親としては秀才の子の方が育てやすそうですし万能型のイメージがあるので羨ましいです。(典型的な隣の芝生は青く見える効果でしょうか?w)

前ふりが長くなってしまいましたが、今回からギフテッドの早期教育と称してうちの子がIQ150のギフテッドと判定されるまでにどのような教育を実施してきたのかご紹介したいと思います。

仕事を辞め、専業主婦に

ママは子供が産まれる前までは美容院で働いていて、仕事大好き人間を称していました。

子供が産まれてもバリバリ働くと言っていたのですが、子供が産まれると一変、仕事を辞め、専業主婦になり育児に専念する道を選びました。

理由としては、息子が多合指症(片足の小指が2本ありくっついていた)で生まれてきて、それを育児に専念しよと言う天啓と感じたそうです。

教育ノート

専業主婦として育児に24時間全力を注ぐようになりました。

喋れるようになる前から、絵本を読ませ、平仮名の表を見せ、ノートに文字を書いてこれは〝あ〟これは〝い〟など丁寧に教えていました。ノートにはイラストなども描いていて、その時の教育ノートが何冊も残っています。

今でも教育ノートを引っ張り出して、ママと息子は昔を懐かしんだりしています。

学習テープ

喋れるようになる前の幼少期から、息子が寝る前に学習テープを聞かせていました。

学習のテープは英語の歌、算数の歌、元素記号の歌、歴史の歌など様々です。

ひょっとしたら新しいことを覚えることが好きなギフテッドの性質でこの歌に興奮して、余計に夜に眠れなくなっていたかもしれませんね笑(ただ当時はギフテッドということを認識していませんでしたし、ギフテッドの存在自体も知りませんでした)

育児ノイローゼになる

全力で育児に専念するのは良かったのですが、力を入れすぎたせいかママは育児ノイローゼにかかってしまいました。

普通の子でも育児は大変ですが、ギフテッドの育児は非常に大変です。具体的に言うと、ギフテッドの赤ん坊は睡眠時間が短いです。うちの息子も周りの子と比べると明らかに眠らない子でした。寝かしつけても寝ない、ほっとくと明け方まで起きてることなんてこともあり、そういった意味でも苦労したと思います。

育児で赤ん坊が眠っている時間というのは母親も寝たり、ゆっくり出来る貴重な時間だと思うのですが、ギフテッドの子を育てる親ってその時間が極端に少ないんですよね。

そういったこともあり、ママは育児ノイローゼになりました。

ただ育児ノイローゼになっても平日は全力で育児し、私が休日の週末は育児を放棄し、一日中、気晴らしに1人で外出に行っていました。

何事も体験させる

育児ノイローゼになりながらも、子供は体験するのが一番という信念を元に、平日は子供を連れ、あちこち連れて回っていました。

毎日連れて行ったのは近隣な大きな公園です。他にも図書館、自治体の開催するイベント(ゆるキャラのイベント、祭り、実験教室など)、博物館、動物園など息子と一緒に出掛けていました。

息子はヤンチャすぎて、幼稚園の入園を拒否されてしまったのですが、その分、1年間、ママの英才教育が伸びたのも息子にとって良かったのかもしれません。ママの育児ノイローゼは深まりましたが、、。

今、思うと

その頃は息子がギフテッドということも知らずに過ごしていたのですが、ママが24時間全力で育児に取り組んだことが息子の才能を開花したのに役立ったのかと考えています。

①教育ノートを用いて、文字やイラスト、数字、社会のルールなどを1歳から教えたこと

②体験学習を一番をモットーにありとあらゆるイベントに連れていったり、毎日、人の集まる公園に行ったこと

③寝る前に学習テープなどを流していたこと

幼少期のこの辺りの教育が息子のギフテッドの芽を大きく育ていったのは間違いありません。

息子がもし多合指症で産まれなかったら、上記の教育もしないでいたでしょうから、〝多合指症で生まれたのは子供を全力で育てろと言う天啓〟と言っていたママの謎めいた考えはあながち間違えではなかったのかもしれませんね。

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