こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。
明日で息子が公文を卒業します。(我が家ではあえて退会と言う表現は使わないようにしています。)
幼稚園の年長から入会して約4年間、毎日欠かさず宿題をやっていった息子の努力に親ながら感心させられます。
公文に通い、学力向上に繋がったのはもちろんですが、毎日、勉強をするということが定着したことが大きいです。
今回は息子が公文を約4年間続けてきて分かったこと、思ったことなどを記事にしたいと思います。
始めの一歩は国語から
うちの子は言葉を喋り始めるのが遅かったのですが、幼い頃から数字に強い関心を示していました。言葉を覚えたと同時に、算数の質問ばかりしてくるようなちょっと変わった子でした。
そんな算数好きの息子に、まずは公文の算数を通わせよう、と思って公文の教室に連れていったのですが、公文の先生に「算数も、英語も国語が理解していないと先に進めません。勉強の土台は国語です。」と国語から始めることを薦められ、国語の1教科からスタートしました。
オブジェを貰う
幼稚園から始めた公文は小学校3年の現在まで続けており、自分の学年より3学年先まで進めると貰うオブジェも貰いました。現在は中学3年生レベルクラスに通っています。
公文の国語の成果
今思うと、公文の先生に言われた通り、国語から始めたのは大正解で、算数のややこしい文章問題なども理解できるようになったり、会話でも正しい日本語を使えるようになりましたし、国語自体のテストの得点も上がりました。
全国統一小学生テストや、日能研の全国テストを受けても算数に比べ、国語の得点が安定しており、毎回、1~3問を間違える程度です。最近の全国統一小学生テストだと偏差値70を超えていますが、ほぼ公文のお陰だと思っています。(公文以外の国語の家庭学習はトップクラス問題集&定期的に漢字検定を受ける&語彙集のマンガを読ますくらいです。)
算数は途中で退会
算数好きの息子に小学校1年生の時には公文の算数を通わせました。
算数は国語より好きなのでどんどん先に進むだろうと、思っていたのですが、思わぬ落とし穴が、、、。
ギフテッドの特徴に単純作業を嫌う、という特徴があります。実は公文の算数はひたすら単純作業なんですよね。図形問題、文章問題はなく、ひたすら計算問題を解く、というのが公文の算数のやり方で、ギフテッドの息子との相性は最低でした。
「面倒くさい、やりたくない。」と拒絶する息子に毎日、5枚の宿題をやらすのに本当に苦労しました。
公文は親の労力も必要
公文式はひたすらプリントを解きます。公文の時間中にプリントをやるだけでなく、毎日、宿題が出ます。我が家の場合、1教科につき、毎日5枚のプリントがノルマでした。
中には宿題をやっていかない子もいるそうなのですが、親的には、せっかくお金を払って公文に通わせているので宿題は毎回、やった方が良いですよね。
ただ毎日、欠かさず宿題をやらすのは大変です。自分から進んで勉強をやるよな勉強大好きなお子さんなら、楽なんでしょうが、大概の子は勉強は嫌いだと思います。うちの子も例に漏れず、ゲームやりたい、タブレットやりたいと公文の宿題をやりたがりませんでした。
そんな子供に親は、おだてたり、叱ったり、励ましたりして知恵を絞って宿題をやらせないといけません。喧嘩することもしょっちゅうです。
そんな状態で我が家が毎日、公文の宿題を欠かさずやらすことが出来たのは、子供の「宿題は欠かさずやる。」という強い想いからです。息子が宿題をやりたがらず喧嘩になって「だったら宿題なんでしないで良い。」と言うと、「嫌だ。絶対、宿題はやる。」と頑なに宿題を終わらせていました。(だったら始めから文句を言わずにやってほしいのですが、、。)
我が家では公文を退会と言わず卒業と言う理由
我が家では算数を退会する時も、卒業と呼んでいました。
どちらにしろ退会することには変わりないのですが、イメージが違います。退会=途中で投げ出す、と言う捉え方も出来ますよね。
途中で投げ出す&嫌なことから逃げる。というイメージを子供に持って欲しくなかったので、前向きな言葉で卒業と言っていました。
その為に、〇〇クラスに到達したら算数は卒業しよう、それまでは頑張って宿題を欠かさずやろうね。と息子と話して、親子ともども納得して退会することが出来ました。
公文の算数の成果
上記のような内容で息子とは相性が悪かった公文の算数ですが、成果的にはどうでしょうか?
確かに計算は速く出来るようになりましたが、ケアレスミスも多くなった気がします。
公文の算数を止めた代わりに、家庭学習ではパズル的な問題、考える問題を多く解かせるようにしました。(天才ドリル、ひらめき算数脳などです。)
公文の英語
算数を退会する少し前から英語も通うようになりました。
英語は中学受験で関係ありませんし、通わせるか迷ったのですが、2020年に小学校5年生から英語が教科化されることもあり、通わせることにしました。
公文の英語の成果
現在、息子は中学2年生レベルのクラスに通っています。英語を始めて1年で英検5級にも合格しました。
全国テストなどに英語がないので、息子がどのくらい英語が出来るか分かりませんが、英語が大嫌いだった私よりは出来るのは間違いありませんw(国語の宿題を見てあげることがありますが、英語は見ても分からないので見ません。)
算数、国語に関しては、今後も臨海セミナーに通わせるつもりなのですが、公文の英語がここで中断してしまうのはもったいない気がします。
国語に関しては、小学3年生が中学3年生の問題を解ける必要はないだろうと思っていて退会することに後悔はないのですが、英語に関しては継続して英検4級、3級と受けさせたかったと思いもあります。
公文を退会後、これから
息子は今週で公文を卒業しますが、来週から臨海セミナーに通い始めます。
余裕を持って年末などで公文を退会させても良かったと思っていたのですが、ママが、せっかく身に付いた勉強習慣が途切れたらもったいないと言う事で、ギリギリまで通わせることになりました。
公文、最後の宿題
今、息子は公文の最後の宿題を終わらせました。
4年間、毎日、欠かさず宿題をやり、偉かったね。お疲れ様でした。
公文の先生にも感謝で一杯です。英検前に通常の授業とは別に指導して下さったり、英検のテキストを貸して頂いたりと、尽力して頂きました。ありがとうございます。
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