ギフテッドの日常 療育

ギフテッドの日常 療育

かん太の1週間のスケジュール

月 公文

火 療育 パソコンのプログラミング

水 療育 体操、運動

木 公文

金 療育 集団行動(ほぼ自由に遊んでます)

土 療育 社会経験(買い物など) 月に1回か2回

月、木は公文。それ以外の平日は療育に通っています。土曜も療育に通うことがあります。

仕事が終わって7時に帰ってきても、かん太が帰ってきてない日もよくあります。

 

療育とは?

 

療育に馴染みのない人も沢山いると思いますので療育を簡単に説明すると

発達障がいなどの障がいを持った子供に対し、医療や専門的な教育機関が協力して社会的に自立できるように様々なトレーニングをすることです。

と教を同時に行うので療育と言います。

一口に療育と言っても、かん太が現在も通っているパソコンや、体操の他、音楽療法だったり多種多様な療育があります。理由は簡単で、発達障がいの子も多種多様の個性を持っているからです。その子にあった療育を機関の人などと相談して決めます。

本来、ギフテッドは発達障がいの区分には含まれないのですが、ギフテッドも発達障がいの定義も曖昧なところがあり、ギフテッドが発達障がいと誤って診断されることも多くあります。また実際にギフテッドと発達障害を併せもった子も沢山います。

当初は、かん太は発達障がいと判定され、療育に通い始めました。

 

発達障がいを疑ったわけ

 

かん太の発達障がいを疑い始めたことは、

○喋るのが遅かったこと。

○寝る前の独特な行動。行動の詳細

の2点からです。

まず始めに市の担当者と相談し、お医者さんとも相談して療育を行うか決めました。

発達障がいを判定する基準は相当難しいと思います。特に幼少時なら なおさらでしょう。

かん太の場合も、お医者さんと、療育をするかどうかを何回か相談しました。お医者さんとかん太との面談、両親に日頃の行動を聞いて発達障がいか決めるのですが、決定的なことがないといつまでもグレーのまま結論が出ません。

その時の様子では、両親の報告しだいで発達障がいと診断されるかどうかが大きいと思いました。

うちの場合は、「玩具の車を並べて遊んでました。」とお医者さんに言ったら、自閉の症状ありと診断され療育手帳を貰うようになりました。

ちなみに車を並べて遊んでいたのは数回です。

 

療育 生まれて始めてのリレーで

 

療育で生まれて初めてリレーをやった時のこと。先生が簡単にルールを教え、リレーが始まりました。

1回目

バトンを手渡しせず、5m手前から次の選手に投げるかん太

先生「かん太君、バトンは手渡ししないといけないんだよ。」

かん太「でもバトンは手渡しするより投げた方が早いんです。」

先生「確かに早いけど、バトンは手渡しするルールだから。守ってね。」

かん太「はい。分かりました。」

 

2回目

バトンゾーンで前の選手がやってくるのを待つかん太。

相手のチームの方がはやくバトンゾーンに入ってきました。すると、かん太は相手の選手の服を引っ張り、邪魔をします。

先生「かん太くん。相手の邪魔したらダメだよ。」

かん太「邪魔したら相手に勝てるんです。」

先生「確かに勝てるけど、ルールだからね。」

かん太「はい。分かりました。」

 

3回目

アンカーになり、バトンもスムーズに手渡されたので、これで大丈夫だろうと思って見てました。すると、レーンから外れ、トラックの真ん中を突っ切り、相手の選手の前に出て、1番でゴールし、ガッツポーズするかん太。

先生「かん太くん。レーンの中を走らないといけないよ。」

かん太「大回りするより、真ん中走った方が早いんです。」

先生「早いけどね。レーンを走るルールなんだよ。」

 

まるでドリフのコントを見てるようでした。

 

IQ検査を受けて担当の方の金言

初めてのIQ検査はウィスクⅢでした。

かん太が検査を受けてる最中、担当の方に自閉症の子のテストの結果の傾向を教わりました。耳に入ってくる情報より目の情報が強く入ってること、言語より数字が強いなどです。

検査を受け、自閉症の傾向と言われていた、‘耳より目の情報が強い、言語より数字が強い’などはなく、全体的にIQが高かったのです。

うちの子は発達障がいではなかったのかと安心しましたが、担当の方いわく、下位検査にばらつきがあります。得意な事と不得意な事の差が大きいと言われました。

結局、このテストの結果では、かん太が発達障がいのどれに分類されるか判定されませんでした。

かん太はアスペでしょうか?と担当の方に質問しましたが、その可能性もなくはないですが違う可能性もあります。と濁していました。

その時の担当の方の言葉が今でも忘れられません。

かん太くんが、どいうった症状か判定できませんが、素晴らしい才能を持ってることは確かです。この才能を活かせるか、潰してしまうか、は両親しだいです。

この言葉は現在も励みになっています。

教育やしつけなどで疲れてしまい、途中で教えるのを投げ出し諦めそうになった時にはいつも、この言葉を思い出すようにしています。

この言葉は療育に通っているお子さんだけでなく、全てのお子さんに言えるのではないでしょうか?

子供の可能性は無限です。生まれもった才能を見いだし、それを育ててあげるのは親の役目で、その才能は将来、誰かを勇気づけて上げられるかもしれないし、誰かを守ってあげられるかもしれません。

 

メリークリスマス×5。お誕生日おめでとう×5。

家や学校だけでなく、療育では、施設ごとにイベントがあります。

クリスマス会は年に5回。

誕生日会も年に五回。

 

、、、、、ちょっぴり羨ましい。

 

初めてのおつかい

療育の一貫で、子供たちに200円渡し好きな分だけ駄菓子屋さんで買い物するというイベントがありました。皆が電卓を使用して計算している中、かん太は暗算でお菓子を選び、200円ぴったり分を買い、先生たちを驚かしていました。

パパ「かん太、暗算で200円ぴったりにしたんだって。先生たち驚いていたよ。」(うちの子、賢いな)

かん太「そう、暗算でぴったり分のお菓子を買ったよ。」

パパ「お菓子、美味しかった?」

かん太「食べてない。」

パパ「なんで?」

かん太「僕が好きなお菓子は、ぴったり200円にならないものばっかりだったから 食べたかった菓子は一つも買ってない。」

パパ、、、(やっぱ、バカやな こいつ。)

 

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