保養所のススメ 皆は、なんでこんなお得な制度を使わないの?

保養所のススメ 皆は、なんでこんなお得な制度を使わないの?

こんにちは、当サイトの管理人もりたしんやです。

今日は伊豆旅行の記事、第3弾、最終回です。

内容は今までと趣旨が変わって、保養所に関する記事になります。

うちの会社の場合、健康保険組合の方で保養所が利用できます。提携のホテルや宿を使用すると1人5000円引きになる宿泊券が貰えます。今回、子供の料金が3500円でしたので、子供に関しては宿泊してさらにお金が貰える形です。宿泊券の他に、旅行代(お土産代?)の足しとして幾らかの現金も支給されました。

保養所に関しては、ずっと疑問に思っていたことがあります。記事のタイトル通りなんですが、うちの会社の場合、圧倒的に利用者が少ないんですよね。使い始めたのが自分が最初で、自分が周りに保養所の制度があることを周りに宣伝して、数名が使用している程度です。

なんで、こんなお得な制度を利用しないんでしょうか?

そもそも健康保険組合に加入していても、保養所の存在自体を知らない人の方が多いのが現状です。

上記の状況に関しては、会社や保険組合によって、様々だと思います。積極的に社員に周知、利用を促している会社も、もちろんあると思います。うちの保険組合も、年間目標に「保養所の利用率を高める」などのスローガンを掲げていた時もありましたが、実際、名前だけのスローガンで、何も活動していないのが現状でした。

そういうのを見てると、会社や保険組合的には、費用がかさんだり、申請の手間がかかったりすることは知られたくないのかなぁ?と、少し思ったりもしています。

今回は保養所や保険組合についての記事です。

そもそも健康保険組合とは?

康保険組合は、健康保険の運営を政府に代わって行う公法人で健康保険法に規定されています。

会社に勤めていると、大概の場合、保険証を貰うと思うのですが、保険証も健康保険組合から支給されています。

健康保険組合の活動

主な活動は2つで、保険給付と保険事業です。保養所の活動は保険事業になります。

保険給付

保険給付はさらに法定給付と付加給付に分けられます。法定給付は法律で定められ、付加給付は+αで組合の裁量で決めることが出来ます。

病院で受診した際、保険証を使用すると思うのですが、医療費の支給は法定給付になります。

保険事業

保養所の利用はこちらになります。

なぜ保養所が保険事業になるのかというと、身体だけでなく、心の健康も重要と考えているからです。簡単に言うと、日々の仕事のストレスを家族旅行で癒してね♪ということw

メンタルヘルスの重要性について、昨今、語られるようになり、企業ではメンタルヘルス活動に力を入れています。(かく言う、私も会社でメンタルヘルスの資格を取らされています。)

他にも、人間ドックなどの病気の予防や、高額医療費や出産の医療費などを無利子で貸してくれるなどの事業活動になります。

健康保険組合の問題点

今回、私が記事にしたかったのは、この一点なんですが、なぜ皆は保険組合のお得な制度を利用しないのでしょうか?

答えは簡単で、お得な制度があることを知らないからです。

会社で保養所を利用しているのが数年前までは私だけ、(最近は私の話を聞いて数名と言う)ごく僅かなんですが、ほとんどの人が保養所の存在自体を知らないです。

保養所だけでなく、高額医療の援助金についてもそうです。2年前、私は入院したのですが、払った費用は個室にした差額ベッド代くらいです。他は個人で加入している医療保険と高額療養費の法定給付と付加給付で支払いはほとんど払っていません。

たまたま入院する前に、会社の総務担当者と相談する機会があり、高額療養費の付加給付について聞かされ、利用することが出来ました。

ここからは私の推測になりますが、高額療養費の付加給付については、自分から申請しなかったら給付されなかったんじゃないかと思います。そもそも申請するには、制度の存在自体を知らないと出来ません。

健康保険組合のお得な制度を見逃すな!

上記の高額療養費の件で、私は情報の大切さが身にしみました。

国の税金でもそうですが、取られる分は何もしなくてもきっちり取られますが、税金の免除や給付金なんかは自分から申請しないと貰えないものもあります。

お得な情報は他人は教えてくれない、自分から知ろう!

健康保険組合の話しに戻りますが、別に保険組合は、お得な制度を隠したりもしていません。保険組合をネットで調べれば、全ての制度がこと細かく載っています。

皆さんも自分が加入している保険組合のホームページを一度、端から端まで読んでみることをお薦めします。特に会社の規模が大きくなればなるほど、付加給付も手厚くなっています。

私も実際に、制度を知らないで貰えなかった給付金があります。

皆さんはそういったことがないように、是非、自分の加入している保険組合を調べてみて下さいね。

また同様に、会社の就業規則も細かく読んでみることをお薦めします。

 

 

ご覧頂きありがとうございます。

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