こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。
先日、息子の授業参観日でした。
2年前、1年生の授業参観日では癇癪を起こし、クラスメイトと喧嘩し洋服を引っ張り、止めに入りました。周りの親御さんの目もありますし、苦い経験です。
3年生になってからは精神的に落ち着いてきたこともありトラブルを起こす回数は激減しましたが、2年前のトラウマがあるので、心配しながらの授業参観でした。そして休み時間は相変わらず1人ぼっちでした。
息子だけでなく、クラスの子の中の数名が発達障害やADHDに見えてしまいました。
今回は色々あった授業参観についての内容です。
授業参観での息子
集団に紛れる
幼稚園時代、低学年の頃は集団の中にいても息子がどこにいるか一目で分かるような子でしたが、今回は息子がどこに座っているしばらく分からなかったくらい集団に紛れていました。
昔は、いの1番に手を挙げて発言することが多かったのですが、今回、見てると挙手は控えめに、他の子が指されそうな直前に手を挙げるなどして、指されない様にしていました。
グループ討議で控えめ
班に別れ、グループ討議をしたのですが、息子の班は女の子のリーダーがいて彼女が進行していました。
彼女に意見を求められた時だけ、発言する息子。普通に周りとコミュニケーションを取れているようでした。
休み時間に1人で踊る
休み時間に運動会の動画を流していたのですが、ダンスシーンの際は動画を見ながら一緒に踊っていましたw徒競走のシーンではその場で足踏みして、嬉しそうに走っていました。
相変わらず休み時間は1人ぼっちの息子ですが、楽しそうです。
現在のクラスについて
学級崩壊、イジメ問題、モンスターペアレンツ、体罰指導など、現在の学校は様々なことでニュースになるので、先生達は本当に大変だと思います。
ママ視点① あの子もこの子も発達障害
うちのママは言ってしまえば、発達障害マニア?です。(マニアと言う表現はおかしいですが、、。)
うちの書棚にはそいうった関連の書籍が多数あります。全てママが息子の指導の為にと買ってきたものです。
そういった本を熟読していいるママから言わせると、「〇〇君はADHDタイプ。〇〇さんは自閉症タイプ。」とクラスの数名は発達障害です。
実際に療育などで一緒になる子もいるので、そういった子は発達障害だと思うのですが、クラスには親が気付いてない発達障害の子が数名いるとのこと。
昔から、ガキ大将タイプ、優等生タイプ、落ち着きがない子、お喋りな子など様々な子がいて、単なる個性として扱われてきましたが、現在は色々と診断されるようになった気がします。
ママ視点② 息子寄り目線
息子に厳しいママですが、時より他の子や先生にも厳しい目を向けます。
グループ討議の際、私は「リーダーの女の子は仕切り方が上手で頼りになる」と思って見ていたのですが、ママは「リーダーの子、自分の意見を主張してたけど、周りの意見(息子の意見)をもっと取り入れるべき」と憤慨していました。
3年生で上手に仕切れるだけ立派だと思うのですが、、。
ライバル君と息子
自由研究の工作で息子と一緒に金賞を取った、ママが勝手にライバル視している子がいるのですが、私はその子を初めて見ました。
休み時間、踊りつかれた息子は自分の机で折り紙を折り始めたのですが、ライバル君は休み時間の間中、ずっと読書をしていました。
息子は廊下側の席、ライバル君は窓側の席、みんなが楽しそうにはしゃいでいる中、対角線上に黙々と折り紙を折っている息子と読書しているライバル君。なんだかシュールな風景でした。
しっかりしている女の子達
10くらいの班に別れ、班にはそれぞれリーダーがいるのですが、7人は女の子のリーダーでした。
自薦なのか、先生が決めたのか分かりませんが、リーダーの子は一目、しっかりしている子が多く、女の子の方が精神年齢が高いのが見てとれました。
成長か?退化か?
息子の話に戻りますが、幼稚園時代、1年生の時は集団の中にいても、目立つ子でした。
先日の授業参観では、息子がどこに座っているのか、しばらく分からなかったくらい、クラスに馴染んでいました。
療育や日頃のママの指導のお陰だと思うのですが、親として嬉しい反面、少し寂しい気持ちもあります。
日本の社会、教育自体がそうなのですが、日本では普通であることを望みます。昨日のクラスに馴染んでいる息子も普通に見えました。言葉の教室の先生からも、かん太くんは本当に成長して集団の中にいても目立つことがなくなりました、と言われます。
普通であること=成長なのか?と息子を見ていると、ふと疑問に思うことがあります。
もちろんクラスメイトとトラブルを起こすことがなくなったのは大変嬉しいのですし、私自身も息子に普通であるようにとしつけをしている面もあります。
例えば、息子はギフテッド特有の完璧主義で、なんでも1番でないと気がすまない性格でした。1番でなかったり、勝負に負ける度に、癇癪を起こし喚いていました。
そんな息子に、なんでもかんでも1番にならなくて良い、勝負事は負けることもある、などと教えていき、現在では1番でなくても癇癪を起こさなくなりました。
ある意味、普通になった息子なのですが、完璧主義、負けず嫌いって決して悪いことだけではないんですよね。
1番になりたいから努力もするし、負けたくないライバルがいるから、人並み以上に頑張れる。という面もあると思います。
息子は成長し、目立たなくなりつつありますが、マイナス面も減りましたが、同時にプラス面も、彼の個性も減っていっているように思うことがあります。
ギフテッドってどんな人?定義や特徴、問題点などを分かりやすく紹介
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