こんにちは、ギフテッドコムの管理人もりたしんやです。
先日、部屋の片づけを整理していたら懐かしい絵本が出てきました。
うちの子は喋り始めるのが遅く、コミュニケーションもなかなか取れなかったのですが、今回出てきた絵本が私と息子の初めてのコミュニケーションだったのではないか。と、思います。
今回はその時の絵本の紹介とその頃の息子の態度の記事です。
喋り始めたのは遅かった
ギフテッドの子達は言語力に長け、しゃべり始めるのも早い傾向があります。しかし、うちの子は喋り始めるのは遅かったです。
その為、なかなかコミュニケーションが上手く取れませんでした。
一冊の絵本
言葉が喋り始める前から、寝る前に絵本の読み聞かせなどをしていました。
そんな折、一冊の絵本に息子がハマりました。
内容はパンダの親子がお馬さんや、飛行機などで遊んでいる絵本です。
初めて読ませた時に、絵本と同じ遊びをやってあげました。
定番のお馬さん。子供を抱えて飛行機ごっこ。足に子供を乗せて車。などです。息子が楽しそうにはしゃいでいたのを覚えています。
その次の日も、次の日も
コミュニケーションをほとんど取ることのない息子でしたが、絵本を気に行った息子は毎日のように本棚からいち、にの、さーん。 (こども絵本)を取り出しては飛行機のページを私に見せます。
息子と初めてコミュニケーションらしいものが取れたので、喜びながら私はやってあげました。
喜ぶ息子。5分くらいして、疲れるので「楽しかったね。」と絵本を本棚にしまいます。
すると息子はスタスタと本棚に歩いて行き、もう一回絵本を取り出し、私の目の前に飛行機のページを開きます。
よりによって息子が気にいっていたのは、飛行機のページと足に子供を乗せる車のページで、その両方とも親は結構、疲れる遊びでした。
親を利用するコミュニケーション
上節で触れた絵本の例をそうですが、今覚えば、息子は親に要求する時だけコミュニケーションをとる子でした。
例えば、喉が渇けばコップで合図したり、テレビが見たい時は黙ってリモコンを親に渡してきたり、飛行機をしてほしいときは黙って絵本を持ってきたり。
逆に言えば、挨拶などのコミュニケーションの為のコミュニケーションというものはほとんどありませんでした。息子は人に対して興味がなく、両親にも用事のある時だけ近寄ってくる感じでした。
喋り始めた後も、、
喋り始めるのが遅かった分、喋り始めてからの成長は早かったです。
普通の子は「パパ、ママ、マンマ、ブーブー。」など、たどたどしい微笑ましい感じだと思うのですが、喋ったと思ったら「百の位の次はなんですか?」「宇宙の終わりはどこですか?」など、正しい日本語で色々な事を質問してきました。
「幼稚園は楽しかった?」など私が聞いても返答することなく、自分の知りたいことだけを一方的に聞いてくる感じの子でした。息子の質問に答えているだけで、息子はどんどん知識を吸収していった感じです。
今、思えばその時もコミュニケーションの為のコミュニケーションには興味はなく、親の私を探求心を満足する為のツールと思っていたのかもしれませんね。
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