こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。
先日、うちの息子がギフテッドならではの理由で医者にグーで殴られました。
喧嘩などで子供に殴られることはあると思っていても、まさか大の大人に殴られるなんて親も想定しないことが起こりました。
殴られた経緯
うちの息子は肌が敏感&花粉症なので冬の乾燥する時期から花粉シーズンが終わる春の終わりまで背中がカサカサになって赤く腫れてしまいます。その為、皮膚科に診察に行って薬を貰ってきます。
病院の評判
現代は病院の評判とかもネットで口コミで見られますよね。
そちらの病院の口コミは「先生が無愛想。」「態度が悪い。」などの辛辣な口コミが並びます。
私も一度、デキモノを見てもらう為に診察に行ったことがあるのですが、デキモノを見せようと服を上げた瞬間「ケロイドです。薬出してきます。」と1秒で診察が終わりました。
挨拶時も顔も見ませんし、デキモノも観察することもなかったので、印象が悪かったです。
ママの意外の評価
上記のような先生なので、病院自体はお客さんが少なく待ち時間もほとんどありません。また家から近いこともあって、ママは息子をその病院に通わせていました。
また発達障害や、ADHDなどに詳しいママは「あの先生は何かしらの特性を持っていると思うわ。息子も将来、あんな感じになりそうなのよね。」と変な親近感を持っていました。
殴られた理由
いつものように息子は背中を見せ、診察してもらい椅子に座っていました。
「痒くても掻いたら酷くなるから掻いたらダメだよ。」と医者は息子に注意をしました。
、、、が、息子は病院の珍しい雰囲気に興味深々。壁に貼ってるポスター、机に置いてある色々な器具などに見とれ、過集中していました。
過集中というのは、過度に集中しすぎることで自分の世界に没頭します。家でも過集中していると名前読んでも返事をしなくなります、こちらの世界に戻すには大声で呼ぶか、目の前で手をかざしたりしないと反応しません。
「ボク、聞いてる?掻いたらダメだよ。」と医者が言っても過集中している息子は返事をしません。
返事をしない息子にイライラする医者、そんな時、背中が痒くなった息子は無意識に背中を掻きました。
その瞬間、「掻いたらダメって言ってるだろっ!」と息子の額を拳で殴りました。
バチンと大きな音がして、ママと看護婦が一瞬に固まります。しばらくして息子は大泣き。
「この子、過集中と言う特性があるんです。なんてことするんですか!」と怒るママ、医者も思わぬ大事になってしまい狼狽しながら「そうか、ゴメン。」と謝っていました。
息子の反応
思わぬ大事になってしまいバツが悪くなったのか、殴ったことを正当化したかったのか「待合室の本は診察室に持ってきてはダメ。」と医者は息子に注意しました。
すると息子は「だったら口で注意すれば良いでしょう。暴力はダメなんだよ。」と幼少期、自分がママに散々、言われたことを泣きながら訴えていました。
話を聞いた感想
上節の話はママから聞いた話で、私は直接見た出来事ではないですが、詳細は分かりません。ただ、どんな理由だろうと大人が小学生4年生を殴ることは許されることではありません。
子供同士のケンカで殴られたりすることはあるかもしれない。と思っていましたが、まさか大の大人、しかも医者に殴られなんて、想定もしなかったです。
発達障害やギフテッドの子育ての難しさに「他人からは普通の子に見えてしまう。」という事があります。
その為、その子の特性を親のしつけのせいにされたり、過集中状態で返事をしないことを無視されてると誤解されたりします。
息子の成長
小学校入りたての頃、「ねぇねぇ。」と肩を叩かれるだけで、殴り返していた息子。その頃の息子なら、殴られたのが大人だとしてもやり返していたと思います。
それを泣きながらでも「暴力はいけない。」と口で言い返せるようになったのは息子の成長ですね。
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