算数検定のススメ 5つのメリットと大切なこと

算数検定のススメ 5つのメリットと大切なこと

先日、息子を連れて算数検定に行ってきました。

小学生全国統一テストの場慣れの為にも、算数検定と漢字検定は受けさせた方が良いよと、前回の記事で説明させてもらいましたが、今回、実際に昨日、算数検定を受けさせて思ったことを記事にします。

また、今回で4回目の算数検定ですが、たまたま息子がドアの付近だったので教室の近くで息子を観察していた際に、新しい大事なことも発見もしました。

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算数検定について

主催者

公益財団法人 日本数学検定協会が実施しています。

他にも数学甲子園、ビジネス数学検定なども主催しています。

検定日

個人受験は年に3回実施されます。

2018年は4月15日、7月22日、10月28日に実施されます。

後にも述べますが、パパ塾(ママ塾)で勉強する際に、ペースの目安になり、スケジュールが立て易くなります。

検定料

11級~9級(小学校1年生レベル~3年生レベル)は1500円。

8級~6級(小学校4年生レベル~6年生レベル)は2000円になります。

意外と安いと思いませんか?

算数検定を受けるメリット

合格することで子供の自信になる

算数検定に合格することは非常に簡単です。

公式のホームページにも合格率が記載されていますが、11級~9級で合格率90%超え。8級~6級でも合格率は80%を超えてきます。

大手中学受験が主催する全国テストは順番をつける為のテストなので難しい問題が混じってきますが、算数検定は算数の基本が分かっているかを試すテストなので、難しい問題はほとんど出ません。

また、合格すると表彰状が貰えます。子供にとって表彰状を貰うと嬉しいものです。級ごとに表彰状が貰えるので、表彰状の枚数が増えるにつれ、確実に自信に繋がり、算数に苦手意識ある子でも「私は算数が得意。」と自信を持てるようになります。

テストの雰囲気に慣れることが出来る

中学受験の本番の際や、全国統一テストで見慣れない教室、沢山の知らない子供達に囲まれて緊張して、その子の実力が出し切れないことがあります
そうなると非常にもったいないので、普段からテストを受けさせ、テストの雰囲気に慣れさせることが重要になってきます。
そういった意味でも、算数検定は数多くの子供達が一斉にテストを受けるので、本番の受験や、全国テストの雰囲気に近く場慣れするには適した環境と言えます。

家で勉強を教える際のペースを掴むことが出来る

6月と11月の年に2回ある小学生全国統一テストですが、パパ塾、ママ塾ではその時期に向かって勉強を教えるようにしますが、半年に1回だと間延びしてしまい、途中でだらけたり、何に手をつけたら良いのか方針を見失うことがあります。
そうならない為にも、定期的にある算数検定を受け、学習のペースの目安にします

受ける月によっては全国テストと被ってしまうので、どちらを受けるかはケースバイケースで決めましょう。

子供にあったレベルの級を選択できる

級によるレベルが決まっていて、自分で何級を受けるか選択出来ます。

これは学校のテストや、全国テストと大きな違いです。

中学受験を考えているようなら、学年より1学年、2学年、先の内容の勉強を先取りしていた方が良いので、それを考えると算数検定の大きな魅力の一つです。

具体的には11級は小学校1年生レベル。10級は小学校2年生レベル。と級が上がるごとに、学年のレベルが上がっていきます。

算数の得意の子なら、自分の学年の上のレベルを受ける事が可能だし、またその逆も可能です。

ただし、出来れば、算数が得意の子でも徐々に級を上げていった方が、表彰状を多く貰えるし、ステップアップしてる実感も得られるので11級から、1級づつ受けていくことをオススメします。

中学受験、高校受験で優遇がある

公式ホームページで優遇がある学校の一覧が載っていますので、志望校でその制度を取り入れているようなら是非、狙ってみるべきです。

ただし、中学受験で採用しているところは高校受験に比べ圧倒的に少ないです。

 

 算数検定の勉強方法

検定に申し込む前に

算数検定に申し込む前に公式ホームページに過去問題が無料で載っているので、印刷して子供にやらせてみましょう。

楽に合格できる、あと少しで合格できるというレベルなら申し込んでOKです。

ちょっと厳しいかな、申し込んだ後に2ヶ月バリバリに教えれば合格できるかも、というレベルだった場合、その時は受けさせない方が懸命です。

検定に落ちたら検定料の無駄になりますし、なにより子供が自信を失う可能性も出てきます。

算数検定対策の勉強方法

低学年のうちは、公式ホームページの無料の過去問だけ、やらして出来なかったとこだけ教えれば受かることが出来ると思います。

ただ今回、一つ失敗しました。

息子は4月で3年生になったばかりなのですが、今回は8級(小学校4年生レベル)を受けさせました。公式ページの過去問でほぼほぼ正解したので、間違えた箇所だけパパ塾に取り入れたのですが、それだけではカバーしきれない問題も出題されました。

テストを受けた後、息子は習ってないことが出たと言ったので、聞いてみたら 四角形の面積の求め方を知らなかったとのこと。(調べたら、面積の求め方は4年生で習う内容でした。)

、、、ゴメンよ、息子。

以上のこともあるので、万全を期したい人は「算数検定過去問題集」などを使って勉強するのも一つの手だと思います。

また算数検定の特徴として、‘学校で習う算数の全てが詰まっている’と、いう点です。中学受験を考えていないようでしたら、家庭学習はこの1冊で十分になります。この点は、漢字検定にない特徴になります。

検定の教室を覗いていて気付いた大切なこと

昨日の検定で息子が扉の前だったので廊下から教室を見ていたのですが、観察していて気付いたことがあります。

昨日の50分のテストの間、鉛筆を机から転がしてしまった音が10回以上しましたw

算数検定(漢字検定も同じです。)の場合、カンニング防止の対策として筆箱は机の上に置けません。

予備の鉛筆は裸のまま、机の隅に置かないといけないので小学生低学年が受けるテストでは、落としてしまう子が続出してしまうと考えられます。

昨日は先生が拾っていたようですが、教室によっては拾ってくれない先生もいるかもしれません。

鉛筆を落とすことによって、動揺してしまうお子さんもいるかもしれません。

算数検定に持っていく鉛筆は丸いものは辞めましょう。

ちなみに うちの子は肉筆が弱いこともあって、その対策として公文のこどもえんぴつを使用しているので、鉛筆の転がり対策はばっちりでしたw。(←ただの偶然ですが、、)

まとめ

算数検定を受けるメリット

  1. 合格することで子供の自信になる
  2. テストの雰囲気に慣れることが出来る
  3. 家で勉強を教える際のペースを掴むことが出来る
  4. 子供にあったレベルの級を選択できる
  5. 中学受験で優遇される学校もある

受け方&勉強方法

  1. 過去問を解いてみて合格できるレベルなら受ける、難しそうなら受けない
  2. 11級から徐々に級を上げていった方が子供のモチベーションに繋がる
  3. 低級の対策は無料の過去問のみで問題なし(心配なら過去問題集をやる)
  4. 丸い鉛筆は転がるので使用しない

算数検定のススメは以上になります。

今回、記事内で紹介していませんが、11級の下にも幼児向けに「かず・かたち検定」という級もあります。教育熱心で未就学の子にも受けさせたいという方がいましたら、是非、そちらを受けさせてみて下さい。

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