38度線~昼寝の壁~

38度線~昼寝の壁~

こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。

前回の記事で息子が風邪をひいて1年ぶりに昼寝している。という、話でしたが、その風邪が長引いています。

ギフテッドゆえのバイタリティで幼少時代から息子は昼寝をしないと言いましたが、次の日も昼寝していました。学校も療育も塾も長期休暇中です。

私も有給を取って、息子の介護をしたのですが普段、見えないところが見え、新しい発見もありました。

38.8度で寝込む

前回の記事を書いていた時は体温が37.0度くらいで大したことないと油断していたのですが、その日の夜に38.8度まで上がってしまいました。

それだけ高温になると、さすがの息子も元気なさそうに寝込んでいました。

今回の風邪は、朝は熱が下がり、夕方、夜になり徐々に高温になっていくとタイプでした。

定期的に熱を測りながら息子を観察していたのですが、38度の壁がありました。

38度の壁

37度台だと、息子は体調が悪くてもバイタリティーは元気でした。

激しく咳き込んだり、ゲーゲー吐いたりしていても、その後はケロッとして、いつものように軽口を叩いたりしていました。

「安静にしていなさい。」と、言っても、「僕は眠りたくない。」と頑として寝ようとしませんでした。

ただ38度を超えると、いつもの元気はなくなり、自分から布団に入って寝ていました。薬で眠たくなるのもあるのでしょうが、息子の昼寝姿はめったに見れるものではないので驚きです。

ママに内緒で

ママが仕事だったので、私が有給を取って息子の面倒を一日見ていたことがありました。

その際にママは、私に「絶対に勉強させないで安静に寝かしておいて」と言付けしており、息子には「ゲームもタブレットも禁止、布団で静かに寝ていなさい。」と言い聞かせていました。

ただその日の息子の熱は37.5度だったので、布団にじっとしているというのが嫌で嫌で仕方ない雰囲気でした。

5分ごとに「眠たくない。起きてていい?」という押し問答がありました。

息子「眠たくない。起きる。」

パパ「勉強するなら良いよ。」

息子「勉強したらタブレットしても良い?」

パパ「ダメ、勉強したら寝る。」

息子「じゃあ、寝る。」

と、言っていたのですが、また5分後に起きてきて

息子「30分勉強するから30分タブレットやらして。」と、交渉してきました。

パパ「全然、寝そうにないもんね。ママに内緒で勉強&タブレットしようか?」と、こととなり、交渉成立しました。

塾を休んだ単元を家庭でやり、その後、タブレットを嬉しそうにやっていました。

塾の内容を家庭でやって分かったこと

我が家では塾の予習をせず、週末に復習するスタイルでしています。

今回、風邪で塾を休んだ為、塾の授業の代わりを私がやったのですが、新しい発見が2つありました。

一回で覚えるわけでない

週末に復習する際、息子はテキストの内容をほぼ把握しています。

その為、私はギフテッドの抜群の記憶力で一回の授業で覚えてしまうのか?と、思っていたのですが、そうではなかったです。

テキストをやった後に演習問題集を解いたのですが、新しく出てきた単語などは覚えてないものがいくつかありました。

私の推測ですが塾でテキストの内容をやった後に理解度テストを実施しています。そこで間違えることにより、答え直しして、その際に色々と覚えてくるようです。

一回目は集中力がある

いつもの週末の復習の際は、私がテキストを読み、息子は横で聞いているのですが、全く集中して聞いていません。電卓や、パズルをしながら聞き流しています。

ただ塾では集中して聞いています。と先生に言われるので、塾では猫を被っているのかな、と思っていたのですが、そうではなかったです。

家庭学習でも、今回は集中して私の話を聞いていました。テキストも自分の目で興味深そうに眺めていました、まるでいつもと人が違って見えました。

家庭学習で集中力がないのは、家でくつろいでるとかの理由ではなく、その週に塾で習ったことだから退屈しているだけだったようです。

塾でも家でも、テキストを初めて見る際は、ギフテッド特融の好奇心から、集中して読むことが分かりました。

最後に

今回、塾の授業の代わりを家でやって、気付いたことは他にも色々ありました。

今回の記事では、サラッと書いてしまいましたが、時間がある時に、もう少し突っ込んだ内容まで掘り下げようと思います。

息子の容態の方は回復傾向にあり、本日から学校には通い始めました。

ただ咳が残っているので、塾と療育はしばらく休ませようと思っています。

前回の昼寝の記事はこちら ←

好奇心が強いなどのギフテッドの特徴について ←

 

 

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