IQ150以上でギフテッドと判定されたウィスク4を公開。ウィスク4のデータの詳しい見方。

IQ150以上でギフテッドと判定されたウィスク4を公開。ウィスク4のデータの詳しい見方。

前回の記事でウィスク4の説明をしました。

今回は息子のウィスク4の検査結果を用い、さらに詳しいデータの見方を解説します。このウィスク4で息子はギフテッド判定されました。

下位検査の見方 

ウィスク4の結果は全て下位検査から算出されます。

下位検査というのは、実際に受けた各項目の検査のことです。例えば、今回は類似、単語、理解に関する検査を受けています。

類似、単語、理解の検査は言語理解のカテゴリーに属する項目なので、この3項目の下位検査から言語理解のIQが算出されます。

言語理解の他に、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度にも同じように下位検査の項目があり、その結果から、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度のIQが検出されます。

下位検査から算出された4つのIQ(言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度)から、総合的なIQが算出されます。

以上のことから、下位検査はIQの全ての元になる数字となるので、非常に大切な数字だと分かります。

まずは実際の下位検査のグラフを用いて説明していきます。

今回は言語理解の指標を用いて説明します。

言語理解の下に 類似、単語、理解、知識、語の推理と5つの下位検査の項目があります。(今回は類似、単語、理解の3項目の検査のみ実施しています。)

下位検査の下に祖点評価点があります。

祖点というのは、検査結果の点数で、評価点というのは祖点をもとに 平均が10になるように計算された評価する点になります。

平均点が75点の学校のテストで説明すると、75点の子の租点は75点、評価点は平均なので10点になります。76点以上の子は11以上の評価点、74点以下の子は9以下の評価点になります。

ウィスクⅣの検査結果の見方

下位検査の全ての評価点から合成計算されたものがIQです。また、言語理解に関連付けた下位検査(単語、類似、理解)の評価点を合成計算されたものが言語理解のIQとなります。

各項目の見方

縦の欄

全検査=言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度すべての項目を含む、検査結果です。この欄の合成得点がIQになります。

言語理解、知覚推理、ワーキングメモリ、処理速度=各分野別に見たIQを知ることが出来ます。

横の欄

評価点合計=下位検査の評価点の合計です。(言語理解の52というのは下位検査の類似19、単語19、理解の14を合計して52になります。)

合成得点=評価点を平均が100になるように合成計算された数字です。この数値がいわゆるIQになります。(うちの子の場合、IQ151 言語理解IQ146です。)

パーセンタイル=100人中何番目かが分かります。数字の見方としては100人中何人下の子がいるかという数字になっています。うちの子の場合、処理速度68となっているので下から数えて69番目、上から数えて32番目ということになります。(下から数えてるので少し分かりづらい。)

言語理解99.9となっていますが1000人中1番ということになります。

全検査99.9となっていますが、1000人以上の中で1番ということだそうです。(具体的な数字は分かりません。)

信頼区間(90%)=この数字は分かりにくいので うちの子の数字を用いて説明します。言語理解の合成得点=IQは今回の数値は146となりましたが、必ずしも正確な数字ということでなく、信頼区間の134~148の間に90%の確率で入っていますよ、ということになります。逆に言うと、10%の確率でIQ133以下、149以上の可能性もあるということになります。

以上でウィスク4の詳細な説明は終わりになります。

言語理解の意味などウィスク4の説明はこちら

次の章では息子の結果についての記述になります。

IQ検査の結果を受けて

ウィスク4の結果を受け、担当の方からは「今まで長いこと検査をしていましたがIQ130から140の子は何人か見たことありますがIQ150以上の子は初めて見ました。」と、おしゃっていました。

調べたらIQ150以上のいうのは、2500人に1人の割合だそうです。

ウィスク4はIQの高い低いを見るのでなく、バラツキの凹凸差を見ます。得意な事と不得意な事の差が20あると生きていく上での障害になりえ、発達障害と判定される可能性があるそうです。うちの子は、知覚推理155、処理速度107ということで、その差が48あります

言語理解、知覚推理、ワーキングメモリーが突出していて、処理速度は平均やや上くらいです。

今のところ息子は、勉強、音楽、スポーツ、ゲーム、絵画など色々やらせて見てるのですが、勉強だけが得意といったところで、後は平凡といったように感じられます。

突出していて不得意なことと言うのも、現在は特にありません。幼少時代は対人関係、コミュニケーションに難があり、友達を叩いたりケンカをすることは多かったです。

 

ギフテッドについての詳しい記事はこちら ←

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