頭の良い子は字が汚い

頭の良い子は字が汚い

頭の良い子は字が汚いという話を聞いたことありますか?

林修先生曰く、「東大のトップクラスは字が汚い子が多い。」とのこと。一方、コツコツ勉強する秀才タイプのグループは書く文字もノートの取り方も綺麗だそうです。

中学受験界の先生も「一昔前に頭の良い子はノートを綺麗に書くという本がベストセラーになったけど、あれは嘘。頭の良い子は字が汚い。ミミズみたいな字を書く子が多い。」と発言していました。この先生、某有名塾の御三家クラス(トップクラス)を担当している先生なので、頭の良い子⇒本当のトップクラスの子です。

最初の林先生の発言と重なります。

なぜ、賢い子は字が汚いのでしょうか?

頭の良い子は何故、字が汚いのか?

では、なぜ頭の良い子は字が汚いのでしょうか?

調べてみると、大きな理由が2つありました。

頭の回転に字が追い付かない

良く言われる理由は、頭の良い子は次々と書くことが浮かび、手で文字を書くのが追い付かないという理由です。

算数の場合は次々と式が頭に浮かび、文章の場合は次々と語句が思いつき、走り書きのような状態です。頭の良い子は早口でまくしたてることも多いですがきっと同じような状態でしょう。

プレゼン意識がない

字が綺麗な子と汚い子の違いはプレゼン意識の違いもあります。

文字は人を表す、という言葉があります。文字が綺麗だと、それだけで頭の良いイメージや、きっちりした性格だという印象を持ちますよね。

ただ字が汚い人はそういったことを気にしません。自信家だったり、自己的な考えを持っている傾向があります。また、文字を〝人に見てもらうものでなく、答えを導くツールと捉えています。そういった意味では特にノートの取り方などは典型的です。順序なんて気にせず、空いてるスペースがあれば次々と書き込みます。文字の大きさも気にしません。

文字は綺麗な方が良い?

頭の良い子の文字が汚いのなら、綺麗な文字を書く必要はないのでしょうか?

そんなことはありません。

人に見せない文字、自分しか読まない文字だとしても、あまりに字が汚いと自分の書いた文字が読めないってこともあります。

正答率の低い問題は解けるのに、初めの計算問題を間違える子がたまにいます。式を見てみると、自分で書いた数字、1と7、7と9、などを読み間違えて計算してしまったりしています。非常に勿体ないミスです。

文字を書く時は、そこまで綺麗に書く必要はないですが、読みやすい文字で書くのは鉄則です。また読みにくい文字は、人が読んだ時に解読するのにストレスを与えてしまいます。最低限、文字を書く時は自分が読み間違えない程度、他人が見ても読みやすい文字で書きましょう。

IQ150ギフテッドのリアルな文字の画像を公開 ←

 

発達障害、ギフテッドカテゴリの最新記事