リビング学習をすると成績が上がるという話しを聞いたことがありますか?
実に東大生の80%以上がリビング学習を実施していたそうです。(東大脳の育て方より)
リビング学習がテレビや雑誌に取り上げられるようになり、現在の小学生も、80%以上が自宅で勉強する際に自分の部屋ではなく、リビング(家族で過ごす部屋)を活用しているそうです。
自分が子供の頃の勉強と言えば、‘自分の部屋の学習机に座って1人で黙々とやる’イメージでしたが、時代が変われば勉強のスタイルも変わるもんですね。
今回はすでにスタンダードになりつつあるリビング学習を取り上げ、メリット、デメリットを取り上げたいと思います。
リビング学習で成績が上がる理由
親の目が届くので誘惑に負けない
人間の集中力が続くのは15分~50分と言われています。
いざ勉強しようと、子供部屋の学習机に座って勉強を開始しても小学生なら30分もしない内に飽きてしまい、部屋にある漫画を読んだり、玩具で遊んだりし始めてしまうでしょう。(少なくとも自分はそうでしたw)
それに比べ、リビング学習の場合、親の目の範囲で勉強をしていますから、集中力を欠いていたり、他のことを始めた場合、親が声をかけてあげることが出来ます。
分からない箇所はすぐに親に聞ける
勉強していて分からない場所があったら、すぐ親に聞けるのはリビング学習の大きな魅力の一つです。
自室での勉強の場合、分からない箇所があっても、わざわざ部屋から出て行って親に聞くのは面倒くさいと思う子も沢山いるでしょう。勉強が終わったら親に聞こう。と思って、後回しにし、そのまま忘れてしまう子もいるでしょう。
リビング学習の場合、そういったことはありません。分からない箇所はすぐに親に聞ける環境にあります。
親は、質問されたら必ず答えを教えてあげて下さい。
食器洗ってるから無理。だとか、掃除しているから無理。だとか、断っていたら、リビング学習を取り入れてる意味が半減します。
自分のオススメはママ塾(パパ塾)です。
ママ塾とは、リビングで勉強している際、親は横に座って、問題を解いたらすぐに丸をつけたり、正解したら大袈裟に褒めてあげ、マンツーマンで勉強を見てあげることです。
集中力が増す
リビングは子供部屋に比べ、料理している音、掃除をしている音など 多少の騒音があります。
学校の授業の際も同様に騒音があるでしょう。テストの時間でも何かしらの騒音が聞こえてくるかもしれません。その際に騒音が気になって集中出来ずに本来の力が発揮できないということも考えられます。
普段から多少の騒音のあるリビングで勉強している子は、騒音に気を取られることなく集中力が継続出来るようになります。
リビング学習のデメリット
子供が勉強している間、テレビが見れない
子供が勉強している間はテレビは見れません。
テレビの音を出さずに画像だけ流していて野球の試合を観戦したりもしたことあるんですが、やはり画面がちらちら動いていると子供の集中力の妨げになります。
子供が勉強している間は家族はテレビを見るのを我慢して下さい。
どうしてもテレビを見たい人がいましたらリビング学習机を活用する方法もあります。
リビングの机において使用するのですが目の前についたてのようになるので子供が周りを気にしないで集中しやすくなります。
(テレビを見るにしても、子供が興味のない番組をみるようにしましょう)
リビング学習机は自由に持ち運びが出来、中に収納するポケットが多く文房具などを入れられるのでどこでも勉強机代わりになるのでお薦めです。
テーブルが汚れる(特に消しゴムカス)
リビング学習する際に食卓テーブルと勉強机を兼任する家もあると思います。うちの場合もそうです。
食卓テーブルはいつも綺麗にしておきたいものですが、勉強するとどうしても汚れてしまいます。特に消しゴムのカスが散乱します。
子供の成績アップの為と思えば、勉強が終わったら掃除すれば良いだけの話しで我慢しましょう。
ちなみに下記のようなアイテムもあります。
消しゴムカスはもちろんのこと、食べカスも掃除できます。
デザイン的にも可愛いのでリビングの机の側に置いておいて、子供自身が勉強が終わったら消しゴムのカスを、食事の際にこぼしたら、食べカスを掃除させることが出来、一石二鳥です。
リビング学習の成績向上以外のメリット
家族のコミュニケーションが増える
リビング学習をしていると勉強の質問に限らず、色々な会話をするようになります。
うちでは息子とママが勉強そっちのけで、10分も20分も学校であった出来事などをしょっちゅう喋っていますw
いつも心の中で‘勉強の邪魔をするなーー’と突っ込んでいますが、貴重な親子のコミュニケーションの場と思って黙っています。
姿勢が良くなる
子供が姿勢悪く勉強をしていたら親は注意しましょう。また、鉛筆の持ち方もおかしかったら正しい持ち方を教えて上げて下さい。
1回、姿勢の悪い状態で勉強する癖がついてしまうとなかなか直らないので、幼い時から指導してあげるようにして下さい。特に文字を書くときに紙と目を近すぎる子が多いです。その場合、視力の悪化にも繋がらるので早めの矯正をさせてあげて下さい。
まとめ
リビング学習で成績が上がる理由
- 親の目が届くので誘惑に負けないで勉強できる
- 分からない箇所はすぐに親に聞ける
- 集中力が増す
リビング学習のデメリット
- テレビが見れない
- テーブル(食卓)汚れる
成績向上以外のメリット
- 家族のコミュニケーションが増える
- 姿勢が良くなる
リビング学習のススメは以上になります。
リビング学習で特に気をつけないといけないのは、子供に質問されたら嫌な顔をせず、丁寧に答えてあげることです。忙しいと断るようなら、リビング学習させる意味が半減してしまいます。
自分のオススメはリビング学習&ママ塾(パパ塾)です。
興味があったらママ塾(パパ塾)の内容の記事も読んでみて下さい。
リビング学習のおすすめグッズ
◎リビングが広く学習机を置いても問題ないようなら専用の学習机を置いて、食卓と学習机を別にする方法もあります。その際はせっかくリビングで勉強しているので目の前を本立てなどど塞がないタイプの机のほうが開放感があり、リビング学習に向いてます。
◎リビングに机は置いておきたくないが、食卓と学習机の兼任は嫌だと言う人は折りたたみの机を使うのはいかがでしょうか?勉強が終わったら折りたたんで邪魔にならない場所に置いておきましょう。
◎照明と机の位置の関係上、どうしても手元が暗くなってしまう場合には、視力低下を防ぐ為に専用の照明があった方が良いです。
または机の配置を変えるのも一つの手です。
◎アエラでリビング学習の特集が組まれました。リビング学習をもっと知りたい人にお薦めです。新しい発見があるかもしれません。
ご覧頂きありがとうございます。
コメントを書く