漢字検定　データで見る級別の合格率　

毎年、２００万人を超える数の人が受ける漢字検定は、英語検定に次ぐメジャーな検定です。（英語検定は３００万人超え。）

現代ではスマホやパソコンの普及に伴い、日常的に漢字を書くことが減少しました。その為、漢字は読むことは出来るけど、自分で書くのはちょっと、、、。と感じている人も多いではないでしょうか？

そんな時代だからこそ、漢字検定を受けてはどうでしょうか？

ちょっとしたメモ書きや、伝言、お礼状などを書くことがありますが、その際、漢字を間違えたり、ひらがなで書いたりするのは恥ずかしいことですし、イチイチ携帯で検索するのも面倒ですよね。

今回は、日本人に漢字離れが進んでいる今だからこそ受けて欲しい漢字検定、その級ごとの合格率を纏めてみました。

漢字検定　級ごとの合格率　一覧

漢字検定、級ごとの合格率一覧表。

級ごとの合格率

上記の一覧から、漢字検定級ごとの合格率は１級＝５％から１５％、準１級＝７％から２０％と１級と準１級だけは試験毎に合格率のぶれが大きいですね。一方、２級から下の級は安定して２級＝２０％、３級＝４５％、４級＝５０％、５級＝７０％、６級＝８０％、７級＝８５％、８級＝８５％、９級＝９０％、１０級＝９５％となっています。

級が上がるにつれ合格率が下がる

当たり前ですが、級が上がることに難易度が上がっていき、合格率も下がっていくように作られています。時々、１級と準１級の合格率が逆転することもありますね。また７級と８級に難易度の違いはなく平均で見てもほぼ同じ数字になっています。

１級と準１級は合格率にブレがある

上節でも述べました、１級と準１級の合格率は安定しておらず、その時のテストで合格率が変わってきます。

１級で4.6％から14.5％と約１０％の差、準１級に限っては6.3％から25.1％と約19％の差があります。

1級、準１級の試験を受け、難しくて自分には無理かも。と思ったとしても、次回のテストで難易度が下がることもあるので希望を捨てないようにして下さい。

4級の壁

１０級から徐々に合格率が下がっていく漢字検定ですが、４級になると合格率がガクンと下がり、半分の人が落ちるようになってきています。

５級までは小学生レベルですが、４級になると中学レベルになり、漢字の数も1000文字から1300文字と一気に300文字増えます。

また4級くらいまでは一般常識として知っておきたい漢字ばかりです。まずは４級合格を目指しましょう。

最難関の１級の合格率は10％以下

最難関の１級の合格率は１０人に１人が受かるか受からないか程度になります。出題文字数も準１級が３０００文字なのに対し、１級はその倍の６０００文字。

クイズ番組で林先生や、漫画家のやくみつるさんはこの辺りの漢字も答えていて凄いですね。明らかに一般常識以上の難易度ですが、我こそは漢字博士だったと思う方は是非チャレンジしてみて下さい。

まとめ

1. 合格率は級が上がるごとに下がる
2. 1級と準１級は合格率が安定していない
3. ４級が最初の壁になるが一般常識として合格しておきたい
4. １級の合格率は１０％以下、難易度は漢字博士のレベル

データで見る漢字検定の合格率はいかがだったでしょうか？
メジャーな検定なのでだいたいのことは分かっていても実際のデータで見ると、初めて分かることもあると思います。
やはり日本人に生まれてきたからには、一般常識的な漢字は覚えていた方が良いんではないでしょうか？

まずは自分にあったレベルの級から是非チャレンジしてみて下さい。

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