こんにちは、当サイトの管理人もりたしんやです。
皆さんは【岩波メソッドゴースト暗算】をご存知でしょうか?
2010年頃に日本の教育界隈で流行した暗算方法です。
計算方法を開発したのは東京大学理科Ⅲ類を合格した岩波邦明さんという方で、大学入試センターで900満点中881点を取った紛れもない天才さんです。
ゴースト暗算を簡潔に説明すると、2桁×2桁の掛け算を暗算で解ける計算方法です。日本の小学生は9×9を丸暗記しますが、インドでは19×19の掛け算を丸暗記します。ゴースト暗算はさらに99×99までの答えを導き出せます。(丸暗記するのではなく、暗算出来るようになる。)
恥ずかしながら、私は今回初めて【ゴースト暗算】なるものを知りました。もともとは映画【gifted/ギフテッド】に出てきた【トラクテンバーグ暗算】が気になり、ネットで調べていたところ、ゴースト暗算に辿りつきました。(トラクテンバーグ暗算はユダヤ人が発明した掛け算の暗算方法)
トラクテンバーグ暗算よりも、現代の日本で発明されたゴースト暗算の方が簡潔で優れているとのことで、早速、ネット通販で6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算―岩波メソッドゴースト暗算を購入。
本当に6時間でマスター出来るのか?2桁×2桁の掛け算がすらすら暗算できるようになるのか?IQ150のギフテッドの息子にやらしてみました。
6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算―岩波メソッドゴースト暗算
まずは自分で内容をサラッと読んでみましたが、1ステップづつ段階的に計算方法を覚えていくような作りになっています。
算数が苦手な子でも、膨大な練習問題をステップアップしながら解いていけば、自然にゴースト暗算が身につくように作られています。
非常に丁寧な作りになっているな、と思ったのが第一印象です。
、、、が、しかし本の内容を見て少し不安にもなりました。
ギフテッドであるうちの息子は単純な計算問題を極端に嫌います、問題が簡単なのも面倒くさがります。四谷大塚の全国統一小学生テストでは偏差値70以上の成績ですが学校の計算問題のテストでは間違いを連発します。
公文の宿題の中学生レベルの問題は嫌がらずに解くのですが、学校の宿題の漢字の書き取りは面倒くさい、やりたくないと言って、駄々をこねます。
要するに、うちの子。新しいことを学ぶのは好きなんですが復習は苦手なんです。
案の定、序盤の繰り返しの計算で「面倒くさい」を連発。
勝手に序盤を飛ばして、本を流し読み後、後半の問題を解いていました。
その日は問題を解いて7割がたは正解していました。
しかし三日後に問題を解かしてみましたが、1問も正解しませんでした。
結果、ギフテッド息子、ゴースト暗算習得出来ず。
1からやり直そうとも思いましたが、このところせっかくケアレスミスが無くなってきたところに、この暗算方法をうる覚えになってしまうとケアレスミスが増える可能性があるので、習得を諦めました。
うちの息子には合いませんでしたが、本の内容的には非常に丁寧な作りになっていますので、興味がございましたら是非、読んで見て下さい。
ギフテッドってどんな人?定義や特徴、問題点などを分かりやすく紹介 ←
ご覧頂きありがとうございます。
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