こんにちは、当サイトの管理人もりたしんやです。
ギフテッドは50人に1人の割合でいると言われていますが、あなたの周りにギフテッドはいますか?
確率的にはクラスに1人、学年に2人か,3人いてもおかしくないんですが、その割にはギフテッドの子と巡り合える機会は少ないように思えます。
何故でしょうか?
答えは簡単で、ギフテッドの子や、その子の両親がギフテッドであることを公言しないからです。ネットで検索すると、ギフテッドの定義などは数多く見受けることが出来ますが、ギフテッドの日常などを綴ったサイトは思いのほか少なく、驚かされます。
今回はギフテッドが秘密にされる理由、公言されない訳についての記事です。
ギフテッドを秘密にする理由
自慢話に思われる
「うちの息子はギフテッドなの。IQ高いの。天才なの。」と、言われても正直ウザいと思いませんか?
表面上は「凄いねー。」と適当に流したとしても心の中では「自慢話かよっ!うざっ!」と思いますよねw
アメリカなどでは自分の息子や娘を褒めたり、持ち上げたりすることはよくありますが、日本は昔から身内を持ち上げるという文化はありません。むしろ愚息などの言葉が使われるように、身内のことは下げて言われることが一般的です。
日本でギフテッド教育が遅れている背景は、そういった文化も影響しているのかもしれません。
ギフテッドの認知度が低い
そもそもギフテッドが世間にあまり知られていません。
仮に「うちの子はギフテッドです。」と公言しても、「ギフテッドって何?」って返される可能性が高く、ギフテッドの定義や説明から話す必要が出てきます。
私の場合も、息子がギフテッドと判定されて、初めてギフテッドと言うものを知りました。
ギフテッドの認知度を上げるには、有名人の方がギフテッドを公言したり、ギフテッドを題材にした映画、ドラマなんかがヒットすれば良いんですが、、。
公言する機会がない
日本ではギフテッド教育が遅れていて、ギフテッドの学校、ギフテッドのクラスというものがほぼ存在しません。
ギフテッドの子も、一般の子と混じって同じクラスになります。そうなると、わざわざギフテッドだということを公言する必要もありません。
ギフテッドクラスがある国などでは、ギフテッドの可能性がある子には親もすすんでテストを受けさせますし、ギフテッドクラスに通うということ自体が、ギフテッドと公言しているようなものです。
ギフテッドという事に気付いてない
ギフテッドであることを秘密にする、公言しないという趣旨とは少し外れてしまいますが、親が自分の子がギフテッドであることを気付いてない、ことも多いです。
普通に暮らしていれば、IQ検査を受ける機会もないですし、ギフテッドの知名度も低いため、親も子も気付かずにいる可能性があります。
我が家の場合
我が家の場合も息子がギフテッドであることを公言していません。ギフテッドの息子にも、ギフテッドということを伝えてありません。
ギフテッドと把握している人
学校の先生
学校関係者は数名、息子がギフテッドということを知っていますが、私自身、誰が知っているのか知らないのか把握していません。息子の担任が知っているかも分かりません。
息子は言葉の教室という授業を受けています。言葉の遅い子や、発達障害、情緒不安定の子が受ける授業なのですが、言葉の教室の先生は息子がギフテッドであること知っています。
言葉の教室は学校単体で実施しているわけでなく、市とも連携して活動しています。その為、息子が受けたIQテストの結果なども情報交換されています。
言葉の教室の先生とクラスの担任の先生も繋がっていますので、そこで息子がギフテッドであることを伝えてある可能性もあるのかな、と思っています。
療育の先生
言葉の教室の先生が知っているのと同じく、療育の先生たちも知っています。
息子の受けたIQテストの結果などを見て、どのようなサポートが必要か考えてくれています。
祖母
息子がギフテッドだったと私が唯一話した相手は、私の実の母親だけです。(息子の祖母です。)
ちなみに全く反応ありませんでしたw
当ブログ
現実世界で全く公言していない反動か、当ブログではギフテッドのことを大々的に取り上げています。全国テストの結果や、IQ検査のデータも公表する有様です。
そもそも当ブログの趣旨がギフテッドというものを多くの方に知って欲しいというものですし、出来るだけ詳細ににブログで記事にするようにしています。
それが出来るのも、匿名ブログのお陰です。(もりたしんや、かん太というものは偽名です。)
ちなみに思う存分、ギフテッドの息子のことを記事にする為に、当ブログの存在も一切、公言していません。
息子とママはブログをやっている自体は知っていますが、ブログ名やアドレスなどは内緒にしています。
まとめ
50人に1人と言われるギフテッドが周りに存在しないわけ(公言しない理由)
- 自慢話に思われる
- ギフテッド自体の認知度が低い
- 公言する機会がない
- そもそもギフテッドだということに気付いてない
上記の理由から、ギフテッドだと公言する人がいないのが現状です。
私も息子がギフテッドということを公言していない1人になりますが、その分、当ブログではギフテッドのことを赤裸々に語っていこうと思っています。
ギフテッドに興味ある方は、これからも当ブログをたまには覗きに来てみて下さいね。
ご覧頂きありがとうございます。
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