こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。
幼稚園の頃はトラブルばかり起こしていた息子ですが、近頃はすっかり大人になり、お陰さまで平穏な毎日を過ごしてます。
そんな今だからこそ、書ける内容の記事なのですが、、、トラブル続きの日は「将来、うちの息子は完全犯罪を犯すような犯罪者になってしまわないだろうか?」という、漠然とした不安を募らせながら子育てをしていた時期もありました。
私が何故、そのようなことを思ってしまっていたのか、どのような心境で子育てをしていたか、などを当時を振り返って記事にしたいと思います。
頭は良いけど暴力的
幼稚園のころ、口を開けば数学の質問ばかりしてきていて、5才で代数や、分数、関数などを習得していたので、頭が良い子だなとは想いつつも、普通の会話(幼稚園の日常のこと、友達のことなど)を一切話さない息子でしたので、少し寂しい気持ちもありました。
頭が良いので将来、博士になるかもしれないという期待もありましたが、それと同じように毎日、幼稚園で友達を叩いたり、ケンカしたりしてくる息子を見ると、将来、殺人などを犯す犯罪者になってしまうのではないか?という不安もありました。
頭が良い+暴力的で、完全犯罪を犯すような大人に、、、。または、歴史に名を残すような大量殺人をしてしまう大人に、、。
トラブルを起こしてしまった相手の親に謝りながら、そんな想いがふと心をよぎることがありました。
祭りの日に
息子を祭りに連れて行ったある日、花火を鑑賞し、屋台でお好み焼きなどや、わた飴などを食べ楽しい気分で帰ろうとしたときのことです。
花火を見終わった人たちが一斉に帰路に着くので、駐車場まで長蛇の列が出来ました。「なんで前を進まないの?」と不満を漏らす息子、「前の人も前に人がいるから進めないんだよ、順番だよ。」と諭しました。
しばらくすると、前を歩いているおばさんが「何?何?」と叫びました。
私は何が起きたのか、しばらく分からなかったのですが、息子を見ると前を歩いてるおばさんに構わず進んでいき、おばさんの背中を頭で押すようにして歩いていました。
平謝りする私。楽しい気持ちが台無しです。
渋滞に巻き込まれ
息子を車に乗せ、渋滞に巻き込まれた時のこと、「パパ、何で進まないの?遅いよ。」と怒る息子。「前に車がいるんだから進めないでしょ。」と説明しました。すると息子は「大きいハンマーを持ってきて、前の車も前の前の車も潰してよ。道路全ての車を潰してよ。」と叫ぶ息子。
いちいち発想がドメスティックな息子。
障害物に足をとられ
障害物に足をとられ泣く息子。
泣きながら「このでっぱり邪魔!チェンソーを持ってきて、このでっぱりを切って!今すぐ切って!」と訴えます。
チェンソーって、、、発想が子供らしくなく、ドメスティックな息子。
トラブル続きの毎日で
上記のようなドメスティックな発言や、幼稚園での日々、トラブルを起こす息子を見ると「犯罪者になってしまう。」と、将来を悲観する時もありました。
ポジティブに考えて
上記のように息子の将来を悲観することもありましたが、そんな時は「息子は将来、博士になって不治の病の薬を作って数万人の命を救うかもしれない。」と自分に言い聞かせていました。
息子を育てることは数万人の命を救うんだ!と思って、子育てを頑張る日もありましたw
一般論として
ギフテッドと犯罪率を示すデータはありません。
アメリカでIQが高くギフテッド教育を受けていた子が殺人事件を起こすニュースもありましたが、アメリカではギフテッド教育自体、そんなに珍しくもないので、沢山いるギフテッドの中の一人がたまたま犯罪を起こしたという認識です。
まとめ
子供の将来を考える時に、悲観的に“犯罪者になってしまうかも。”と思いながら育てるよりも、前向きに“スーパースターになるかも、ノーベル賞を取るかも”と思いつつ、育てた方が迷いなく育てられます。
ありきたりの言葉ですが、子供の可能性は無限大です。
偉大な発明をした人物の親も、将来子供が偉人になるとは夢にも思わず育てていたはずです。逆に考えると、自分の息子が将来、歴史に名を残すような人物になる可能性も0ではありません。
もちろん子供が将来、犯罪を犯す可能性も0ではありません。
どちらに転ぶかは分かりませんが、親ができることは、子供を信じ、現在出来ることをやっていくことしかありません。
ご覧頂きありがとうございます。
コメントを書く