こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。
昨日、ママが息子に悲しいことを言われたと嘆いておりました。
朝の支度の時、早く準備をしなさい。と言ったところ、「いつまでもママの言うことを聞く、僕だと思わないで！」と反撃されたとのこと。
ママは「４年生になって反抗期が来たよ。」と悲しんでいましたが、ギフテッドである息子は、ある意味喋り始めた時から反抗期だったような気がします。
今回は当時の様子を思いだしながらママと息子の奮闘記のお話です。
喋り始めた時から、、
うちの子は喋り始めるが周りの子より遅かったのですが、喋り始めたと思ったら正しい文法で長い話をスラスラ話すようになりました。普通の子供のように、パパ、ママ、楽しい。などの言葉を発せずただただ知識を得るためだけに親に質問をしてくる日々でした。
理由を知りたがる
子供の「なぜ？なぜ？」は可愛いものですが、息子のそれは度が過ぎていて答える方が疲れます。
人間が猿から進化したとテレビで見ると「人間は猿から進化したって本当？じゃぁ、猿は何から進化したの？猿の前は？この世で一番最初に産まれた哺乳類は？生物は？なぜ無生物から生物が産まれるの？生物が誕生した海はなんで出来たの？」と、永遠に質問が続きます。
寝かしつける際も
もう遅いから寝なさい。と言っても「なんで寝ないといけないの？どうして大人より子供は早く寝ないといけないの？」と素直に寝ません。
布団に入ってからも「どうやったら眠れるの？目をつぶって静かにしていても寝れないんだけど。」と延々と繰り返し言っていました。
「はい、分かりました。」
何かしなさい。と言っても素直に聞かず、永遠と理由を聞いてくるので、ママはいつもイライラしていました。
そして息子が言葉を喋り始めてすぐから口喧嘩するようになり、しばらくするとママは育児ノイローゼ気味になり、「ママに口ごたえ禁止、何か言われたら〝はい、分かりました〟と返事するというルールを作っていました。
「早く着替えて」「はい、分かりました。」
「歯を磨いて」「はい、分かりました。」
軍隊ちっくの我が家。まあ、それでも息子が反抗してママとやりあうことはしょっちゅうありましたが、、。
現在は、、
現在は息子も落ち着いて来て、ママも元気なので、「はい、分かりました。」とは言わせていません。
今でもママと息子は時々、激しいバトルをします。
４年生とは言え、ギフテッドで物をよく知っているのと、記憶力が良いのと、理論的な考え方をするので、口喧嘩も大人顔負けで抵抗します。
ちょっとでもおかしいことを言うと、理論的に責めてきます。2カ月前と違ったことを言うと「この前と言い分が違う」と責めてきます。
私は、、
私は面倒くさいことが嫌いなので、ママほど息子と言い合いはしません。
息子があーだこーだ言ってきても、「面倒くせーーー」と思いつつ、黙って聞いています。
ママの方が息子と誠実に向き合う分、バトルも多い。パパはスルーする分、揉め事もせず平和。（多くの家庭もこのような感じでしょうか。）
ギフテッドの子育ては難しい
ギフテッドの子育ては難しく、その親は大変だとよく言われますが、今回の内容のことも大変な原因の一つでだと思います。
ギフテッドの子は、素直にモノを聞かないという意味では〝喋り始めた時から反抗期〟という表現が出来るかもしれませんね。
