IQ150ギフテッド トラブル編 クラスメイトの神対応&漢字テスト0点事件

IQ150ギフテッド トラブル編 クラスメイトの神対応&漢字テスト0点事件

こんにちは、ギフテッドコム管理人のもりたしんやです。

本日、息子が久々に学校でトラブルを起こしてしまいました。(前回の記事で最近はトラブルがなくなった、と書いたばかりなのに、、、。)

2年生の秋くらいまでは月に何度もトラブルを起こしていましたが、あることをきっかけにピタリと問題行動をとらなくなり成長したなーと感心していたんですが、今回、1年ぶりのトラブルです。

なんでも運動会の練習中に上手くいかなくて癇癪を起こしたそうです。

その時のクラスメイトの反応を聞き、嬉しい気持ちになりました。(良いクラスに恵まれて良かった。)

今回は1年ぶりに起こしたトラブルとその時のクラスメイトの反応&ギフテッド特有のあり得ない理由で漢字のテストで0点を取った内容です。

ギフテッドの完璧主義

ギフテッドの特徴に完璧主義というものがあります。

うちの子も例にもれず、産まれ持っての負けず嫌いで完璧主義です。ジャンケンのルールを教えた当日でもジャンケンに負けると癇癪を起こす有様でした。

幼い時の療育では負けることに慣れさせるをメインに実施していた時期もあります。

療育のお陰か、最近は勝ち負けに関するこだわりは和らいできましたが、現在でも周りが出来るのに自分に出来ないことがあるとプライドが許さず、癇癪を起こします。

フラッグを使っての演技

本日、息子は運動会の練習で、クラスメイトとフラッグを使って演技する練習をしていたそうです。その際に、周りとの呼吸が合わなかったり、思うようにフラッグが扱えなかったみたいで、息子はイライラして「なんだよっ、このフラッグ!フラッグなんてやりたくないっ!」と癇癪を起こしました。

周りの子より上手にできなかったのを認めたくなかったのかもしれません。息子はフラッグを乱暴に振り回し大騒ぎ。1年ぶりのトラブル発動です。

有難かったクラスメイトの反応

普段、大人しい息子しか見ていない担任の先生は、別人のように荒れ狂う息子の様を見て驚いたそうです。

言葉の教室に通っていたり、前担任の引継ぎなどもあるでしょうから、多少は息子のトラブルについてのことを聞いてたとは思いますが、3年生から担任になって約半年は何事もなく過ごしていたので安心しきっていたんだと思います。

一方、クラスメイトは1、2年生のトラブル続きの息子を見ていて慣れているせいか、特にびっくりすることもなく、「かん太くん、どうしたの?練習すればフラッグ出来る様になるから大丈夫だよ。」と数名で優しく声を掛け、息子の気持ちを落ち着かせてくれたそうです。それで息子は正気に戻ったのことです。

1、2年生の頃は、息子が暴れると周りも怒鳴って注意して、ますます息子が怒り、暴れ、終いには手を出してしまうという最悪の展開が恒例でしたが、周りも息子の特性を把握し、刺激しないようになったのかもしれません。

上記の話しを担任に先生から聞いた時、心の底から良いクラスに恵まれて良かったと思いました。

成長したのは、、?

この1年間、トラブルがなかったので息子は成長したなーと勝手に思っていたのですが、今回の話を聞いて、息子の成長のみでトラブルを起こさなくなったわけではなく、クラスメイトも息子の特性、触れ合い方を自然と身につけていったのでないか?と思いました。

トラブル続きで苛められたり省かれたりしてもおかしくはない、と私は心配していたのですが、そうすることもなく、怒った息子を優しくなだめてくれるクラスメイトは本当に有難い存在です。

 

漢字テスト、まさかの白紙回答

トラブルとは言えませんが、実は息子は2週間前にも、ちょっとしたことをしでかしてくれました。

夏休みに漢字の統計で金賞を取るなど、漢字が得意な息子ですが、漢字のテストで0点を取りました。まさかの白紙回答です。

息子に理由を聞いてみたところ、思いもよらない返答が、、、。

考え事をしていたら、、

息子に白紙回答の理由を聞いたところ、「考え事をしていたら、テストの時間が終わった。」とのことです。

今回のテストは本格的なものでなく、5分か10分くらいのミニテストだったのですが、他のことが気になり考え事に没頭してしまったとのこと。

私の見解ですが、ギフテッド特有の過集中が原因だと思います。

過集中とはギフテッド特有の過度の集中で、そのことだけにのめり込み、周りが一切見えなくなってしまいます。特にゲームや読書をしている時などによく見受けられるのですが、単なる考え事でもなる時があります。

それがよりによって、テストの時間にテスト意外のことに過集中してしまうなんて。

相変わらずモンペなママ

今回の件で、ママは担任の先生に「息子はテストを始めて下さい、など具体的な指示出さないと分からないことあるので次からはよろしくお願いします。」と一声かけていました。

イヤイヤ、普通、分かるでしょ。例え、テスト始めて下さい!の一声を聞き逃しても、周りの雰囲気で、始まっていること気付くとは普通は思うのですが、、、、その普通が通用しないのが息子です。

今回の件を振り返って、、

考え事をしていてテストの時間が過ぎてしまう。なんて前代未聞ですよねw

ギフテッドの子には有り得ることなのか?それとも うちの息子がド天然なのかは分かりませんが、相変わらず普通のことが普通でない息子です。

一方、トラブルの件ではクラスに恵まれていることを再確認しました。

ママの我侭な要求に、いつも嫌な顔することなく応じてくれる担任の先生。

トラブルを起こす息子を、イジメや疎外することなく、逆に優しく諭してくれるクラスメイト。

息子は幸せ者ですね。(本人は全く気付いていませんが、、)

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